河口湖の初日の出2026の絶景スポットは？日の出時間や駐車場情報も解説

2026年の新年、河口湖で富士山と湖面が織りなす幻想的な初日の出を見ませんか？

富士五湖の中でも、特に美しい初日の出が見られることで有名な河口湖。

この記事では、時刻や方角、穴場スポット、アクセス方法、周辺のおすすめホテルまで、河口湖で最高の初日の出を迎えるための情報を詳しくご紹介します。

河口湖の初日の出2026の時刻と方角

2026年の元旦、河口湖で迎える初日の出。その神秘的な瞬間を逃さないために、正確な時刻と方角を知っておくことが大切ですね。

2026年1月1日の正確な日の出時刻

国立天文台の発表によると、2026年1月1日の山梨県における日の出時刻は午前6時55分となっています。

河口湖エリアも同じく午前6時55分頃に、富士山の稜線から美しい朝日が顔を出し始めるんです。

ただし、富士山の山頂付近から太陽が昇る「ダイヤモンド富士」が見られる場合は、実際の日の出時刻より少し遅くなることも。元旦の場合、富士山頂から昇る太陽が見られるスポットでは、午前8時頃にその神秘的な光景を目にすることができます。

本栖湖では特にダイヤモンド富士が有名ですが、河口湖からでも条件が良ければ見られるかもしれませんね！

日の出の30分前、つまり午前6時25分頃には現地に到着しておきたいところ。

徐々に夜が明けていく空のグラデーション、富士山のシルエットが浮かび上がる瞬間、そして湖面がキラキラと輝き始める様子。これらすべてが初日の出の感動的な前奏曲なんです^ ^

初日の出が昇る方角を知ろう

2026年1月1日の初日の出は、東南東の方角（方位角約118度）から昇ります。

これは冬至に近い時期特有の現象で、太陽が真東よりも南寄りから昇るためなんですね。

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【河口湖からの初日の出☀️】 pic.twitter.com/xsnJKL0WR1

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河口湖の北岸、つまり大石公園や長崎公園から眺めると、富士山が南側に見えます。そして初日の出は東南東から昇るため、富士山の左側（東側）から朝日が現れる構図になるんです。

富士山と初日の出が同時に視界に入る、まさに絵画のような光景が広がります。

方角を事前に確認しておくと、カメラのアングルを決めやすいですし、どの位置に陣取るべきかも分かりやすくなりますよ。スマートフォンのコンパスアプリを使えば、現地で簡単に方角を確認できるので便利です。

おすすめの滞在時間

初日の出を心ゆくまで楽しむなら、午前6時25分から7時30分頃までの約1時間を現地で過ごすのがおすすめ。

日の出の瞬間だけでなく、その前後の景色の変化も本当に美しいんです。

午前6時25分頃に到着すれば、空がほんのり明るくなり始める「薄明」の時間帯から楽しめます。この時間の富士山のシルエットは神秘的で、写真を撮るにも絶好のタイミング。そして午前6時55分、太陽が顔を出す瞬間は言葉にできない感動があります。

日の出後も、朝日に照らされた富士山は刻一刻と色を変えていきます。最初は赤みを帯びたオレンジ色、そして徐々に明るい金色へ。この移り変わりを見届けるまでが、初日の出鑑賞の醍醐味なんですね。

午前7時30分頃まで滞在すれば、完全に明るくなった富士山の雄大な姿も楽しめますよ！

天候による見え方の違い

初日の出が見られるかどうかは、当日の天候次第。年末から元旦にかけての天気予報を、こまめにチェックしておきましょう。

時刻と方角をしっかり押さえて、最高の初日の出を迎えてくださいね♪

河口湖の初日の出2026穴場スポット3選

河口湖周辺には初日の出スポットがたくさんありますが、人混みを避けてゆっくり楽しみたいですよね。地元の人も愛する、とっておきの穴場スポットを3つご紹介します。

1. 大石公園：王道だけど広々快適

河口湖北岸に位置する大石公園は、富士五湖の中で最も美しい初日の出が見られると評判のスポット。「王道」ではありますが、公園が広いため混雑していても窮屈さを感じにくいのが魅力なんです。

大石公園の魅力

「富士八景」にも選ばれているこの場所からの眺めは、本当に格別。目の前に広がる河口湖の向こうに、どっしりと構える富士山。その左側から昇る初日の出は、湖面にキラキラと反射して幻想的な光景を作り出します。

駐車場から水辺までは徒歩わずか数分。重い荷物を持っていても、気軽にアクセスできるのが嬉しいポイントですね。また、24時間利用可能な無料駐車場があるため、前夜から場所取りすることも可能です。

6月にはラベンダーが咲き誇る花の名所としても知られていますが、冬の静けさの中で見る富士山もまた格別。周辺には河口湖自然生活館があり、トイレや自動販売機も完備されているので、長時間の滞在も安心です。

アクセスと駐車場情報

項目	詳細
住所	山梨県南都留郡富士河口湖町大石2585
駐車場	無料・約150台（混雑時は臨時駐車場あり）
利用時間	24時間
トイレ	あり（河口湖自然生活館）
河口湖駅から	車で約15分

河口湖駅からのアクセスも良好で、レンタカーやタクシーで15分ほど。中央自動車道の河口湖ICからは約20分の距離です。

訪問のコツ

大石公園は人気スポットのため、元旦の早朝は駐車場が混雑します。午前4時までの到着を目指しましょう。それ以降は満車になる可能性が高く、臨時駐車場に案内されることも。臨時駐車場からは徒歩10分程度かかりますが、それでも十分に間に合います。

寒さ対策も忘れずに。河口湖の元旦の気温は氷点下になることも珍しくありません。防寒着、手袋、マフラー、ホッカイロなどをしっかり準備していきましょう。温かい飲み物を持参するのもおすすめです。

駐車場で車中泊する場合は、エンジンのかけっぱなしは周りの迷惑になるので避けてくださいね。

2. 長崎公園：静かにゆったり楽しむ

大石公園のすぐ近くにありながら、比較的知られていない穴場が長崎公園。河口湖に突き出した半島状の地形が特徴で、視界を遮るものがほとんどない絶景スポットなんです。

長崎公園の魅力

この場所の最大の魅力は、何と言ってもそのロケーション。湖に突き出しているため、前も横も遮るものがなく、富士山の左右の稜線まで美しく見渡せます。大石公園よりも訪れる人が少ないため、静かにゆっくりと初日の出を楽しみたい方には最適です。

特に湖面が穏やかな日は、「逆さ富士」がくっきりと映り込みます。富士山と初日の出、そして湖面に映るもう一つの富士山と太陽。合計4つの被写体が揃う贅沢な構図が狙えるんですよ。

公園自体はこじんまりとしていますが、その分アットホームな雰囲気。知る人ぞ知る場所で、特別な新年を迎える。そんな贅沢な時間が過ごせる場所です。

アクセスと駐車場情報

項目	詳細
住所	山梨県南都留郡富士河口湖町長浜
駐車場	無料・約30台
利用時間	24時間
トイレ	なし（大石公園まで移動必要）
河口湖駅から	車で約20分

大石公園から車で5分ほど東に進んだ場所にあります。駐車場は大石公園よりも小規模ですが、その分穴場感があって落ち着けます。

訪問のコツ

駐車場が30台ほどと少ないため、午前4時までの到着を強くおすすめします。満車の場合は、近くの大石公園の駐車場に停めて徒歩で移動する手もありますよ。2つの公園は徒歩15分ほどの距離です。

トイレがないのが唯一の難点。事前に大石公園や道の駅などで済ませておきましょう。また、公園周辺には自動販売機もないため、飲み物や軽食は持参してくださいね。

人が少ない分、より一層自然との一体感を味わえる場所。静寂の中で迎える初日の出は、心に深く刻まれる体験になるはずです。

3. 産屋ヶ崎：河口湖大橋とのコラボが絶景

河口湖大橋の北岸に位置する産屋ヶ崎は、富士山・河口湖・河口湖大橋の三点セットが撮影できる人気の写真スポット。初日の出と橋のシルエットが重なる光景は、他では見られない特別な景色なんです。

産屋ヶ崎の魅力

高台にある産屋ヶ崎神社からの眺めは格別。河口湖大橋が手前に見え、その向こうに河口湖、そして雄大な富士山という三層構造の絶景が広がります。初日の出の時間帯には、橋のシルエットが朝日に浮かび上がり、幻想的な雰囲気に包まれるんですよ。

産屋ヶ崎神社は865年に建立された河口浅間神社の末社で、歴史も古い場所。初日の出を拝んだ後、そのまま初詣もできちゃいます。神社からは河口湖を見下ろす形になるため、視界が開けているのもポイント。

「逆さ富士」の撮影スポットとしても有名で、カメラマンには昔から愛されている場所なんです。条件が良ければ、湖面に映る富士山と河口湖大橋の美しいリフレクションが撮れますよ。

アクセスと駐車場情報

項目	詳細
住所	山梨県南都留郡富士河口湖町浅川
駐車場	路上駐車スペース約10台程度
利用時間	24時間
トイレ	なし
河口湖駅から	車で約10分

河口湖大橋のたもとという分かりやすい場所にあります。河口湖ICからも近く、アクセスは抜群。ただし正式な駐車場ではなく、道路脇のスペースを利用する形になります。

訪問のコツ

駐車スペースが非常に限られているため、3つのスポットの中で最も早い到着が必要です。午前3時30分から4時には現地入りしたいところ。遅くなると駐車できない可能性が高いので、他のスポットも候補に入れておきましょう。

神社までは階段を少し登ります。足元が暗いので、懐中電灯やスマホのライトを忘れずに。また、冬の早朝は階段が凍結していることもあるため、滑りにくい靴で訪れてくださいね。

河口湖大橋という人工物が入ることで、より現代的でフォトジェニックな写真が撮れるのがこの場所の特徴。SNS映えする初日の出写真を狙うなら、産屋ヶ崎がイチオシです。

河口湖の初日の出2026アクセス方法

河口湖までどうやって行くか、それぞれの交通手段のメリット・デメリットをご紹介します。自分に合った方法を選んでくださいね。

電車でのアクセス：景色を楽しみながら

電車でのアクセスは、渋滞の心配がなく時間が読みやすいのが最大のメリット。車窓からの景色も楽しめます。

特急「富士回遊」で快適に

新宿駅から河口湖駅まで、乗り換えなしで行ける特急列車が「富士回遊」です。

座席は全席指定で、大きな窓からは富士山の絶景が楽しめます。車内にはトイレも完備されていて、長時間の移動も快適。ただし年末年始は非常に混雑するため、できれば1か月前には予約しておきたいところですね。

元旦の早朝に河口湖に到着するためには、前日の夜に河口湖入りして宿泊する必要があります。特急「富士回遊」の最終便は夕方なので、前泊プランと組み合わせるのがベストです。

在来線でゆっくりと

時間に余裕がある方や、費用を抑えたい方には在来線での移動もおすすめです。

大月駅での乗り換えは1回だけなので、それほど複雑ではありません。ただし大月駅から河口湖駅までの富士急行線は本数が少ないため、乗り換え時刻をしっかり確認しておきましょう。

在来線のメリットは、特急よりも1,600円ほど安いこと。往復なら3,200円もお得になります。青春18きっぷなどを使える時期なら、さらにお得に移動できますね。

関西方面からのアクセス

大阪や京都から河口湖に向かう場合は、まず新幹線で東京または新横浜まで移動。そこから中央線で大月駅へ、さらに富士急行線で河口湖駅に到着します。

時間はかかりますが、新幹線と在来線を組み合わせれば、思ったより快適に移動できますよ。旅の道中も楽しみの一つと考えれば、電車の旅も悪くありません。

電車を利用する際の注意点は、河口湖駅から各初日の出スポットまでの二次交通をどうするか。タクシーを利用するか、レンタカーを借りるか、事前に計画しておきましょう。

高速バスでのアクセス：コスパ最強

高速バスは、費用を抑えながら直接河口湖まで行ける便利な選択肢。電車よりも安く、特急とほぼ同じ時間で到着できるんです。

バスタ新宿からの直行便

新宿駅南口にあるバスタ新宿から、河口湖駅行きの高速バスが頻繁に運行されています。

運行情報

項目	詳細
乗車場所	バスタ新宿（新宿駅南口）
降車場所	河口湖駅
所要時間	約1時間45分
料金	片道2,200円／往復4,000円
運行本数	1日20本以上

料金は特急の約半額。しかも所要時間は特急よりも短いという、まさにコスパ最強の移動手段なんです。座席は予約制で、Wi-Fiやコンセントがついているバスもあります。

年末年始は特別ダイヤが組まれ、深夜便や早朝便が増便されることも。12月31日の深夜に出発して、元旦の早朝に河口湖に到着するプランも可能です。ただし人気が高いため、こちらも早めの予約が必須ですね。

その他の乗車地

東京駅や羽田空港からも河口湖行きの高速バスが運行されています。

飛行機で羽田空港に到着して、そのまま河口湖に向かえるのは便利。関西や九州方面から来る方には特におすすめです。

高速バス利用の注意点

バスは道路状況に左右されるため、渋滞すると予定より遅れることもあります。特に年末年始は中央自動車道が混雑しやすいので、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

また、バスの中では長時間座りっぱなしになります。エコノミークラス症候群予防のため、途中のサービスエリアで休憩中に軽く体を動かすといいですね。

バスタ新宿は巨大なバスターミナルで、初めての方は迷いやすいので、出発30分前には到着しておくことをおすすめします。

車でのアクセス：自由度が高い

自家用車での移動は、時間を気にせず荷物もたくさん積める自由さが魅力。初日の出を見た後、そのまま周辺観光も楽しめます。

中央自動車道経由（最速ルート）

首都圏から河口湖に向かう最も一般的なルートが、中央自動車道経由です。

深夜の時間帯なら、渋滞もなくスムーズに移動できます。ただし年末年始は、12月31日の夜から1月1日の早朝にかけて混雑が予想されるんです。

初日の出スポットに午前4時までに到着するためには、遅くとも午前2時～2時30分には高井戸ICを出発したいところ。途中の談合坂サービスエリアで休憩を取っても、午前4時前には河口湖ICに到着できるでしょう。

東名高速道路経由（景色を楽しむルート）

もう一つのルートが、東名高速道路から御殿場IC経由で向かう方法です。

富士山の裾野をぐるっと回るルートで、景色を楽しみながらドライブできます。ただし一般道区間が長いため、中央道経由よりも時間がかかるのがデメリット。

御殿場プレミアム・アウトレットに立ち寄れるのはメリットですが、元旦の早朝は営業していないので、帰りに寄るのが良さそうですね。

年末年始の渋滞対策

元旦の河口湖周辺は、思った以上に混雑します。特に注意したいポイントをまとめました。

行きの渋滞（12月31日夜～1月1日早朝）

時間帯	混雑状況	対策
22時～24時	やや混雑	この時間帯の出発は避ける
1時～3時	比較的空いている	おすすめの出発時間
3時～5時	混雑開始	到着が遅れる可能性

帰りの渋滞（1月1日午前～午後）

初日の出を見た後、すぐに帰路につくと渋滞に巻き込まれます。午前9時以降、中央道上り線（東京方面）は大渋滞するんです。

おすすめは、初日の出の後に朝食や周辺観光を楽しんで、午後2時以降にゆっくり帰路につく方法。または、もう1泊して1月2日に帰るのもいいですね。渋滞のストレスなく、のんびり過ごせますよ。

車での訪問のメリット

車での訪問には、こんなメリットがあります。

• 大量の荷物が積める（防寒具、三脚、カメラ機材など）
• 車内で暖を取れる
• 複数の初日の出スポットを回れる
• 深夜でも自分のペースで移動できる
• 帰りに温泉や観光地に立ち寄れる

家族連れや荷物が多い方、複数人でシェアできる方には、車での移動がおすすめです。ガソリン代と高速料金を人数で割れば、一人当たりの費用は高速バスとあまり変わりませんよ。

河口湖駅からの二次交通

電車やバスで河口湖駅に到着した後、各初日の出スポットへの移動手段もご紹介しておきます。

タクシー

河口湖駅前にはタクシーが待機しています。早朝でも利用可能ですが、元旦の早朝は数が限られるため、事前予約がおすすめです。

レンタカー

河口湖駅周辺には複数のレンタカー店があります。前日から借りて、初日の出スポットを自由に回るのも楽しいですね。年末年始は予約が埋まりやすいので、早めの予約を。

路線バス

河口湖周遊バス（レッドライン・グリーンライン）は、元旦の早朝は運行していません。初日の出鑑賞には利用できないので、タクシーかレンタカーを利用しましょう。

どのアクセス方法を選ぶかは、予算と時間、そして一緒に行く人数によって変わってきます。自分に合った方法を見つけて、快適な河口湖の旅を楽しんでくださいね。

富士河口湖町観光連盟公式サイト（アクセス情報）：https://fujisan.ne.jp/access

河口湖の初日の出2026混雑状況と駐車場情報

初日の出は見たいけれど、人混みは避けたいですよね。河口湖の混雑状況と駐車場事情を知って、スマートに行動しましょう。

年末年始の混雑パターンを知る

河口湖周辺は年末年始、普段の10倍近い人出になります。時間帯ごとの混雑状況を把握しておけば、混雑を避けられますよ。

12月31日の混雑状況

大晦日の夜から、河口湖周辺は徐々に賑やかになってきます。

夕方～夜（17時～22時）
この時間帯は比較的空いています。ホテルや旅館にチェックインする観光客がメインで、初日の出スポットはまだ静か。もし前泊するなら、夕方のうちに一度スポットを下見しておくのもいいですね。

深夜前半（23時～1時）
年越しカウントダウンのイベントがある場所は混雑し始めます。ただし初日の出スポットの駐車場はまだ空いていることが多いです。この時間に到着して、車内で仮眠を取りながら待つ人もいます。

深夜後半（2時～4時）
この時間帯が駐車場争奪戦のピーク。大石公園、長崎公園、産屋ヶ崎のいずれも、午前4時には満車になる可能性が高いです。遅くとも午前4時までには現地に到着したいところですね。

1月1日の混雑状況

元旦の朝は、初日の出を見る人で河口湖周辺が最も賑わう時間帯です。

早朝（4時～7時30分）

時間帯	人出	駐車場の状況
4時～5時	続々と到着	徐々に埋まる
5時～6時	ピーク手前	ほぼ満車
6時～7時	最混雑	満車・臨時駐車場も混雑
7時～7時30分	やや混雑	帰り始める人も

日の出時刻の午前6時55分前後が、人出のピーク。どのスポットも身動きが取りづらいほど混雑する、というほどではありませんが、良い場所はすでに埋まっています。

午前（8時～12時）
初日の出を見終わった人たちが続々と帰路につき始めます。駐車場は空き始めますが、道路は渋滞が発生。特に中央自動車道の河口湖IC方面は混雑するので、午前9時以降の帰路は覚悟が必要です。

ゆっくり朝食を取ったり、周辺を散策したりして、渋滞が落ち着くまで待つのも一つの手ですね。

午後（13時以降）
河口湖周辺は徐々に落ち着きを取り戻します。ただし道路の渋滞は午後も続くため、帰路を急ぐ方はストレスを感じるかもしれません。

初日の出の感動を胸に、温泉に立ち寄ったり、富士山を眺めながらカフェでのんびりしたり。午後遅くに帰路につく方が、結果的に早く帰れることもありますよ。

各スポット別の駐車場詳細

それぞれの初日の出スポットの駐車場について、より詳しく見ていきましょう。

大石公園駐車場

河口湖で最も人気の高い初日の出スポットだけあって、駐車場も充実しています。

基本情報

項目	詳細
収容台数	通常約150台
臨時駐車場	年末年始は追加開設
料金	無料
利用時間	24時間
路面状況	舗装済み
照明	あり

通常の駐車場が満車になると、少し離れた場所に臨時駐車場が開設されます。臨時駐車場からは徒歩10分ほどかかりますが、それでも十分に初日の出に間に合う距離です。

おすすめ到着時間

• 通常駐車場を確保したい：午前3時30分～4時
• 臨時駐車場でもOK：午前4時～4時30分

河口湖自然生活館が隣接しているため、トイレや自動販売機も完備。長時間の待機も安心ですね。

長崎公園駐車場

穴場スポットながら、近年人気が上昇中。早めの到着を心がけましょう。

基本情報

項目	詳細
収容台数	約30台
臨時駐車場	なし
料金	無料
利用時間	24時間
路面状況	舗装済み
照明	あり

駐車場が小さいのが難点ですが、満車の場合は大石公園の駐車場に停めて徒歩で移動することも可能。2つの公園は徒歩15分ほどの距離なので、散歩がてら歩くのも悪くありません。

おすすめ到着時間

• 確実に停めたい：午前3時30分～4時

トイレがないため、事前に大石公園や道の駅で済ませておきましょう。自動販売機もないので、飲み物は持参してくださいね。

産屋ヶ崎周辺の駐車スペース

河口湖大橋のたもとにある産屋ヶ崎は、正式な駐車場ではなく、道路脇のスペースに停める形になります。

基本情報

項目	詳細
収容台数	路上駐車スペース約10台
臨時駐車場	なし
料金	無料
利用時間	24時間
路面状況	舗装済み
照明	街灯あり

駐車スペースが非常に限られているため、3つのスポットの中で最も早い到着が必要です。満車の場合は、近くの船津浜駐車場などの大型駐車場を利用することになります。

おすすめ到着時間

• 必ず停めたい：午前3時～3時30分
• ダメ元で：午前4時

駐車する際は、他の車や通行の邪魔にならないよう注意してください。正式な駐車場ではないため、マナーを守ることが大切ですね。

その他の利用可能な駐車場

メインのスポットが満車だった場合に備えて、周辺の大型駐車場も知っておくと安心です。

船津浜駐車場

河口湖駅に近い大型駐車場。富士山は見えませんが、収容台数が多いのが魅力です。

基本情報

• 住所：山梨県南都留郡富士河口湖町船津4034
• 収容台数：約250台
• 料金：無料
• 利用時間：24時間

ここに車を停めて、タクシーで初日の出スポットに移動する手もありますね。

河口湖美術館前駐車場

湖畔まで徒歩すぐの駐車場。少し歩けば初日の出も楽しめます。

基本情報

• 収容台数：約40台
• 料金：無料
• 利用時間：24時間

美術館前から湖畔に出れば、富士山と初日の出が見られます。メインスポットほど混雑していないのが利点ですよ。

混雑を避けるための賢い戦略

混雑を避けて快適に初日の出を楽しむための、とっておきのコツをご紹介します。

戦略1：前泊して早朝にゆっくり移動

河口湖周辺のホテルに前泊すれば、深夜の長距離運転も不要。午前5時頃にホテルを出発して、10分ほどで初日の出スポットに到着できます。駐車場は混雑していますが、多少歩くことを覚悟すれば問題ありません。

前泊の最大のメリットは、体力的に楽なこと。疲れた状態で初日の出を見るより、ゆっくり休んでから迎える方が、感動も大きいですよね。

戦略2：第一候補と第二候補を決めておく

「大石公園がダメなら長崎公園」「長崎公園もダメなら船津浜から徒歩で湖畔へ」というように、複数のプランを用意しておきましょう。柔軟な対応ができれば、慌てずに済みます。

戦略3：日の出後もゆっくり滞在

多くの人は日の出の瞬間を見たら、すぐに帰路につきます。でもその後の30分間も、富士山の色が刻々と変化して美しいんです。午前7時30分頃までゆっくり滞在すれば、帰りの駐車場渋滞も避けられて一石二鳥。

温かいコーヒーを飲みながら、朝日に輝く富士山をゆっくり眺める。そんな贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

戦略4：帰路は午後遅くに

初日の出の後、河口湖周辺で朝食を取ったり、温泉に入ったり、観光したり。午後2時以降にゆっくり帰路につけば、渋滞のピークを避けられます。

せっかく河口湖まで来たのだから、初日の出だけで帰るのはもったいない。富士山の絶景を満喫しながら、のんびり過ごす一日もいいものですよ。

寒さ対策も忘れずに

混雑対策と同じくらい大切なのが、寒さ対策。河口湖の元旦は、本当に寒いんです。

温かい飲み物を保温ボトルに入れて持参するのもおすすめ。体の中から温まります。

河口湖の初日の出2026周辺おすすめホテル3選

初日の出を最高の状態で楽しむなら、やっぱり前泊がおすすめ。河口湖周辺には富士山を望む素敵なホテルがたくさんあります。特に年末年始におすすめの3つをご紹介しますね。

1. ラビスタ富士河口湖（共立リゾート）

河口湖を見下ろす高台に建つ、まるで南仏プロヴァンスに来たかのような雰囲気のリゾートホテル。全室から富士山と河口湖の絶景が楽しめる、贅沢な宿なんです。

ラビスタ富士河口湖の最大の魅力は、ホテルの展望テラスや客室から初日の出を拝めること。わざわざ寒い外に出なくても、暖かい館内から感動的な日の出が見られるんです。

もちろん外の初日の出スポットに行きたい方も、ホテルから大石公園まで車で約5分という好立地。朝食前に初日の出を見に行って、ホテルに戻って豪華な朝食をいただく、なんてプランも可能ですよ。

共立リゾートグループのホテルだけあって、おもてなしが充実しています。

特に夜泣きそばは大晦日には「年越しそば」として楽しめるので、宿泊者に大人気。お部屋でゆっくりもいいですが、ラウンジで他の宿泊客と新年を迎える雰囲気も楽しいですね。

山梨 / 河口湖
ラビスタ 富士河口湖

富士の絶景を一望できる河口湖畔のリゾートホテル
富士山ビューのお部屋はビューバス付き🛁
夕食は厳選食材を使用した鉄板焼き🥩#河口湖 #富士山 pic.twitter.com/gU0gPA5frY

— Your Trip｜旅行・ホテル情報 (@_travel_japan) October 12, 2024

ラビスタ富士河口湖には、趣の異なる4つの貸切風呂があります。予約制で利用できるので、カップルや家族でプライベートな時間を過ごせます。

どの貸切風呂も富士山が望める設計。温泉に浸かりながら眺める富士山は、本当に格別ですよ。

項目	詳細
住所	山梨県南都留郡富士河口湖町河口2395
アクセス	河口湖駅から送迎バスあり（約10分、要予約）
料金目安	1泊2食付き 30,000円～（年末年始は特別料金40,000円～）
チェックイン	15時
チェックアウト	11時

朝食ビュッフェは和洋60種類以上のメニューが並ぶ、豪華な内容。地元の食材を使った料理も多く、山梨ならではの味覚が楽しめます。初日の出を見た後の朝食は、格別においしく感じるはず。お腹いっぱい食べて、幸せな気分で新年をスタートしましょう。

年末年始は特別料金となりますが、それでもこの充実度なら納得。予約は半年前から可能なので、早めの予約がおすすめです。

ラビスタ富士河口湖は、初日の出を特別な思い出にしたいカップルやご夫婦に特におすすめ。ロマンチックな雰囲気で新年を迎えられますよ。

2. 湖山亭うぶや

河口湖畔に佇む老舗旅館。昔ながらのおもてなしの心と富士山の眺望が自慢の、格式ある宿です。

湖山亭うぶやは「おもてなしの宿」として、長年地元で愛されてきた旅館。女将さんをはじめとするスタッフの心温まるサービスが、口コミでも高い評価を得ています。

一人一人のお客様を大切にする姿勢が、館内の随所に感じられます。お部屋での食事プランなら、周りを気にせずゆっくりと過ごせるのも魅力的。

年末年始という特別な時期だからこそ、こういった温かいおもてなしが心に染みますよね！

湖山亭うぶやの自慢は、何と言っても展望露天風呂。富士山と河口湖を一望できる絶景の湯船で、元旦の朝には湯船に浸かりながら初日の出を拝むことができるんです。

温泉に浸かりながら見る初日の出、これ以上の贅沢はないかもしれませんね。

湖山亭 うぶや/山梨
客室から富士山の絶景が望める湖山亭の露天風呂。
富士山や河口湖を一望できます。pic.twitter.com/JHUyzLCQm6

— 気ままに旅行しよう♪ (@Disneyland1237) September 5, 2015

夕食は部屋食プランも選べます。周りを気にせず、家族やパートナーとゆっくり過ごせるのが部屋食の良いところ。

会席料理は季節の食材をふんだんに使った、伝統的な日本料理。特に地元の山菜や川魚を使った料理は、素朴ながら深い味わいがあります。お部屋でお酒を飲みながら、富士山を眺めながら、そして新年の抱負を語り合いながら。そんな特別な夜を過ごせますよ。

項目	詳細
住所	山梨県南都留郡富士河口湖町浅川10
アクセス	河口湖駅から送迎あり（要予約）
料金目安	1泊2食付き 25,000円～（年末年始は特別料金35,000円～）
チェックイン	15時
チェックアウト	10時

産屋ヶ崎まで車で約5分の好立地。外で初日の出を見てから、旅館に戻って朝風呂と朝食を楽しむスケジュールもおすすめです。

湖山亭うぶやは、日本の伝統的なおもてなしを重視する方、和の雰囲気を大切にしたい方にぴったり。三世代で訪れるのにも最適な旅館ですよ。

3. 湖のホテル

その名の通り、湖畔のほとりに静かに佇む全室レイクビューのホテル。どの客室からも河口湖と富士山の美しい景色が広がる、隠れ家的な宿です。

湖のホテルの最大の特徴は、すべての客室が湖に面していること。窓を開けると、目の前に河口湖、その向こうに富士山という絶景が広がります。

客室は和洋室やスイートルームなど、様々なタイプがあります。特におすすめなのが露天風呂付き客室。プライベート空間で、好きな時間に好きなだけ温泉に浸かりながら富士山を眺められるなんて、最高の贅沢ですよね。

ホテルの目の前が河口湖の湖畔。お部屋のベランダから直接湖畔に出られるような近さなんです。

早朝、湖畔を散歩しながら初日の出を待つ。そんなロマンチックな時間を過ごせるのは、この立地だからこそ。周りに建物が少ないため、視界を遮るものがないのも嬉しいポイントです。

湖のホテルは、比較的小規模で落ち着いた雰囲気のホテル。大型ホテルのような賑やかさはありませんが、その分静かでゆったりとした時間が流れています。

大人の休日を楽しみたい方、静かな環境でリラックスしたい方に最適。カップルでの滞在にも、ぴったりですよ。

項目	詳細
住所	山梨県南都留郡富士河口湖町浅川187
アクセス	河口湖駅から送迎あり（要予約）
料金目安	1泊2食付き 28,000円～（年末年始は特別料金38,000円～）
チェックイン	15時
チェックアウト	11時

大石公園や長崎公園へのアクセスも良好で、車で10分圏内。初日の出スポット巡りにも便利な立地です。

湖のホテルは、静かにゆったりと過ごしたい大人のカップルにおすすめ。フランス料理が好きな方にも、ぜひ訪れてほしい宿です。

まとめ：河口湖で最高の初日の出2026を迎えよう

2026年の初日の出を河口湖で迎える計画、いかがでしたか？富士山と湖が織りなす絶景の中で見る初日の出は、きっと一生忘れられない思い出になるはずです。最後に、この記事の要点をまとめておきますね。

河口湖初日の出2026の基本情報

日時と方角

• 日の出時刻：2026年1月1日 午前6時55分頃
• 方角：東南東（方位角約118度）
• 見頃時間：午前6時25分～7時30分（日の出前後1時間）
• 到着時刻：午前6時25分までに現地到着がおすすめ
• 天候：晴天率が比較的高い時期だが、要事前確認

おすすめ穴場スポット3選の特徴

1. 大石公園

• 最も人気で施設充実
• 無料駐車場150台（24時間利用可）
• トイレ・自販機完備
• 到着目標：午前4時まで
• 逆さ富士が美しい

2. 長崎公園

• 比較的空いている穴場
• パノラマビューが素晴らしい
• 駐車場30台（無料・24時間）
• 到着目標：午前4時まで
• 静かにゆっくり楽しめる

3. 産屋ヶ崎

• 河口湖大橋とのコラボが絶景
• 初詣も一緒にできる
• 路上駐車約10台
• 到着目標：午前3時30分～4時
• フォトジェニックな構図

アクセス方法の比較

交通手段別の特徴

交通手段	所要時間	料金	メリット	デメリット
特急電車	約1時間53分	4,130円	快適・確実	元旦早朝便なし
高速バス	約1時間45分	2,200円	最安・直通	渋滞の影響受ける
在来線	約2時間45分	2,503円	本数多い	乗り換え必要
自家用車	約1時間30分	2,500円（高速代）	自由度高い	駐車場確保が必須

おすすめのアクセス方法

• コスパ重視：高速バス（片道2,200円）
• 快適さ重視：特急「富士回遊」＋前泊
• 自由度重視：自家用車（深夜2時～3時出発）
• 複数人：レンタカーor自家用車で割り勘

混雑対策のポイント

時間帯別の対応

• 午前3時30分～4時到着：どのスポットも駐車可能性高い
• 午前4時～4時30分：大石公園は臨時駐車場へ誘導される可能性
• 午前4時30分以降：かなり混雑、第二候補も検討
• 午前9時以降：帰路は大渋滞

賢い混雑回避策

• 前泊して余裕を持った行動
• 第一候補・第二候補を決めておく
• 日の出後も午前7時30分までゆっくり滞在
• 帰路は午後2時以降にずらす
• 公共交通機関＋タクシーも選択肢に

周辺おすすめホテル

タイプ別おすすめ

1. ラビスタ富士河口湖
   • カップル・夫婦向け
   • 館内から初日の出OK
   • 料金：30,000円～
2. 湖山亭うぶや
   • 家族・三世代向け
   • 温泉から初日の出
   • 料金：25,000円～
3. 湖のホテル
   • 大人のカップル向け
   • 静かな環境
   • 料金：28,000円～

予約のコツ

• 7月～9月に予約完了が理想
• 送迎サービスの有無を確認
• キャンセルポリシーを必ずチェック
• 早朝チェックアウト可能か確認

持ち物チェックリスト

必須アイテム

• 防寒着（ダウンジャケット等）
• 帽子・手袋・マフラー
• ホッカイロ（貼るタイプと持つタイプ）
• 温かい飲み物（保温ボトル）
• 懐中電灯orスマホライト
• カメラ・スマホ充電器
• ブランケット（車中待機用）

あると便利

• 三脚（写真撮影用）
• 軽食・お菓子
• 折りたたみ椅子
• レジャーシート
• 耳当て
• ネックウォーマー

最後に

2026年の初日の出、富士山と河口湖のコラボレーションは本当に特別な景色です。寒さは厳しいですが、その分感動も大きいはず。しっかり準備して、最高の瞬間を迎えてくださいね。

早めの予約、早めの到着、そして余裕を持ったスケジュール。この3つが、河口湖で最高の初日の出を迎える秘訣です。

新しい年が、みなさんにとって素晴らしい一年になりますように。河口湖の初日の出が、2026年の幸せな幕開けとなることを願っています♪

素敵な初日の出を楽しんできてくださいね！